「写真なんかいちいち撮る必要ある?」って思っていた頃がありました。
写真なんか撮っていないで、その瞬間を楽しんだ方が良いと思っていたからです。
でも、今では考え方が変わりました。
「家族写真はどんなちょっとしたことでも良いから撮っておこう」と考えています。
どうして考え方が変わったのか。
一つは、人は忘れてしまうからです。娘が産まれた時「この顔は決して忘れることはない」と思っていましたが、1年も経つとはっきり覚えていられなかったのです。
産まれたころに何枚か撮影していた写真を見て、「こんな顔だったよねえ。懐かしい、大きくなったね」と思い出す始末。
二つ目の理由は、昔の家族写真を見ることが最高に楽しいって気がついたから。
産まれた頃の娘の写真を見たり、夫婦二人の頃の写真、愛犬たちが我が家に来た頃の写真。
そんな写真を妻と二人でワイワイ見るのって最高に楽しいんですよね。一番会話が弾みます。
人は忘れてしまうものです。家族との楽しい瞬間を後で思い出そうと思っても、きっとなかなか思い出せないはず。だったら写真の力を頼ろうと思います。
人生の後半は、妻と二人で、数々の家族写真を見ながらのんびり過ごしたいと考えています。